マスキングテープを長期間貼るとベタベタの跡は残る?半年放置で分かった原因と剥がし方

木枠付き黒板をベースにしたAurora用アイキャッチ。中央付近に「マステは 貼りっぱなし注意 ベタつき対処」の白い文字が配置され、白い収納ボックスや少しめくれたマスキングテープ、うっすら残る粘着跡を連想させる控えめなモチーフが添えられている。掃除カテゴリらしい実用的で落ち着いた雰囲気で、右下にAuroraロゴ入り。 掃除・お手入れ

マスキングテープなら、長く貼っていてもきれいに剥がせそう。

私もそう思って、キッチンの家具や収納ボックス、水回りなど、汚れが気になる場所に貼っていました。

最初のきっかけは、犬の粗相対策で壁を保護したことです。セロハンテープやガムテープよりも跡が残りにくそうだったので、そのうち「隙間に貼っておけば掃除もラクになるかも」と、いろいろな場所で使うようになりました。

でも、半年以上貼りっぱなしにしてみた結果、きれいに剥がれない場所や、ベタベタした糊が残る場所が出てきました。

掃除をラクにするために何か月も貼りっぱなしにしたいなら、私は今はマスキングテープをおすすめしません。

ただし、本体を汚れから守りたい、目隠しに使いたい、見た目を整えたいなど、貼ること自体に別のメリットがあるなら使うことはあります。

「貼るか、貼らないか」ではなく、何のために貼るのかで決めた方がいいと思っています。

そこで今回は、マスキングテープを半年以上貼った実体験をもとに、長期間貼るとどうなるのか、跡が残りやすかった場所や、今ならどこに貼る・貼らないのかまでまとめます。

跡が残らないマスキングテープでも長期間は安心とは限らない

「跡が残らない」「きれいに剥がせる」と書かれているマスキングテープでも、何か月も貼ったままで絶対に跡が残らないとは言い切れません。

長く貼ったままにするだけでなく、日当たりや温度、貼る素材などによっても、剥がしたあとの状態は変わります。

ここで困るのが、「何か月までなら絶対に大丈夫」という期限を決められないことです。

私が使っていたのは100均で購入した一般的なマスキングテープでしたが、「100均だったからダメだった」とは考えていません。

同じマスキングテープでも、貼る場所や使い方が違えば条件も変わります。

今は「マステだから大丈夫」と思って長期間そのままにせず、貼る場所まで考えて使うようにしています。

半年以上貼りっぱなしにしたらベタベタになった

私の場合、半年以上そのままにしていたマスキングテープは、きれいに剥がれないものがありました。

最初はきれいだったのに、場所によっては端が少しずつ浮き、そこへホコリや犬の毛が入り込みます。

マステの表面自体も汚れてくるので、「貼っておけば掃除しなくていい」という状態ではありませんでした。

  • マステ自体が汚れる
  • 端からホコリや毛が入り込む
  • 剥がすと粘着が残る
  • 途中で裂けて剥がしにくくなる

特に日の当たる場所は糊残りがひどく、床ではマスキングテープを剥がしたことで表面まで傷めてしまったこともあります。

マスキングテープは剥がしやすいイメージがありますが、長く貼るほど剥がすときまでラクとは限りませんでした。

白い収納ボックスに貼っていたマスキングテープを半年以上放置して剥がしたあと。粘着跡と汚れが残っている状態
※ 実際の写真の大きさのみ加工しています。

掃除をラクにするために貼ったのに、逆に手間が増えた

一番「これなら貼らなくてもいいかな」と思ったのが、キッチンです。

キッチンの隙間は油が入りやすいので、マスキングテープを貼っておくと、剥がしたあとの本体は確かにきれいでした。

本体を守るという意味では、ちゃんと役目を果たしていたと思います。

ただ、問題は剥がすときでした。

油でベタベタになったマステをそのまま触るのが嫌で、私は一度表面を拭いてから剥がしていました。

実際にやっていた流れ

  • ベタベタしたマステの表面を拭く
  • マステを剥がす
  • 貼ってあった部分を掃除する
  • 必要なら新しいマステを貼る

ここまでやっていると、途中で思ったんです。

「これ、普通にここを拭くだけの方が早くない?」

たとえば3か月ごとに貼り替えるとしても、3か月ごとに剥がして掃除して新しく貼るなら、私は3か月ごとにその場所を掃除する方を選びます。

掃除を減らすための工夫なのに、別の作業が増えてしまうなら、私にはあまり意味がありませんでした。

それでもキッチンでマステを貼る意味はある

だからといって、キッチンでは絶対に使わないというわけではありません。

油が入り込むと掃除しにくい隙間や、本体そのものをできるだけ汚したくない場所なら、マステを貼る意味はあります。

実際、剥がしたあとのキッチン家具はきれいでした。

掃除を減らすためではなく、「本体を汚れから守るため」なら使うのはあり。

同じキッチンでも、何をラクにしたいのかで答えは変わります。

※実際の写真の明るさのみ加工しています

私ならどこに貼る?場所ごとに考えてみた

半年以上使ってみた結果、今は「マステを貼れるか」ではなく、貼ることで本当に手間が減るかで考えるようになりました。

場所・目的 私なら 理由
油が飛ぶキッチン周り 基本は貼らない 剥がす前にマステ自体を拭くことになり、手間が減らなかった
キッチンの隙間を汚れから守る 条件付きであり 剥がしたあとの本体はきれいだった
水回り 基本は貼らない 端や隙間の汚れまで気にする必要があった
床 貼らない 実際に床の表面を傷めた経験がある
日の当たる場所 長期では貼らない 糊残りが特にひどかった
目隠し・見た目を整える 使うこともある 掃除以外にも貼るメリットがあるため

マスキングテープのベタベタを落とした方法

ちなみに最近、収納ボックスに残っていたマスキングテープのベタつきも落としてみました。

半年以上貼っていたマスキングテープを剥がしたあとも、粘着が残っていました。

半年以上貼ったマスキングテープを剥がした後のベタベタした粘着跡

今回は、普段の掃除でも使っているヘラを使いました。

マスキングテープの粘着跡を落とすために使用したヘラ

乾いたまま削ると傷が付きそうな気がしたので、私は水で少し濡らしてから作業しました。

少しずつ動かしていくと、5分ほどでかなり目立たなくなりました。

粘着跡を掃除した後の収納ボックス表面

ただし、これは収納ボックスで私が実際にやった方法です。

同じやり方が、床や壁紙、塗装された家具などにも使えるという意味ではありません。

実際、私も白い家具を強くこすってしまい、うっすら跡を残してしまったことがあります。

マステの糊を落とすために、本体まで傷めてしまったら余計な掃除が増えてしまいます。

床やサッシにマスキングテープを貼ったときの失敗については、 マスキングテープで床のコーティングが剥がれた|貼る前に知ってほしい注意点 で詳しくまとめています。

マスキングテープの寿命はどれくらい?貼り替え時期の目安

以前は「どのくらいで貼り替えればいいんだろう」と考えていました。

でも今は、3か月ごと、半年ごと、と期間を決めて貼り替えること自体をあまりしていません。

たとえば3か月ごとに、

  • 古いマステを剥がす
  • 貼ってあった場所を掃除する
  • 新しいマステを貼る

という作業をするなら、私はその場所を3か月ごとに掃除する方を選びます。

貼り替え時期だけを考えるより、「そもそもここは貼った方がラクなのか」を考えた方がいいと思っています。

反対に、汚れから本体を守る目的や、見た目を整える目的なら、貼り替える手間を含めても使う価値がある場所はあります。

私の場合は、「○か月なら大丈夫」と期間だけで決めるのではなく、貼る目的も含めて考えるようになりました。

私の場合、紙製のマスキングテープは半年以上貼りっぱなしにしたことで、かなりベタベタが残りました。

一方、防水・抗菌タイプをお風呂場のドア部分に貼ったときは、1か月ほどでも端の浮きや汚れが気になるようになりました。

もちろん、貼る場所や環境によって状態は変わります。

ただ、私はここで「じゃあ1か月ごと、3か月ごとに貼り替えればいい」とは思いませんでした。

水回りは、貼り替えるたびに剥がして掃除して、また新しいマステを貼ることになります。

そこまで手をかけるなら、私はマステを貼らずにその場所を掃除する方を選びます。

マステを貼っても掃除は必要だった

今回やってみて思ったのは、マステを貼れば掃除しなくていいわけではなかったということです。

実際は、

・端が浮く
・ホコリが入る
・マステ自体が汚れる
・結局、掃除が必要になる

という状態になっていました。

しかも、いざ剥がそうとすると、

・裂けてうまく剥がせない
・ベタつく
・掃除が増える

ということもあります。

私の場合、ラクをするために貼ったのに、さらに掃除の工程が増える結果になってしまいました。

特に、水回りや湿気の多い場所は、「貼れば終わり」ではなく、貼った後の管理が必要になったので、私には続けられませんでした。

貼るときに注意したい素材

マスキングテープは、貼る場所によって剥がしたあとの状態がかなり変わりました。

私が特に気をつけたいと思ったのは、次のような場所です。

  • カラーボックスやプリント化粧板
  • 塗装された家具
  • 壁紙
  • 床
  • 窓枠など日当たりの良い場所

実際、白い収納ボックスでは半年以上貼ったあとにベタつきが残り、床では剥がしたときに表面を傷めてしまったことがあります。

また、日の当たる場所は特に糊残りがひどくなりました。

壁紙は長期間貼った状態を自分で試したわけではないので、「必ず剥がれる」とは言えません。ただ、表面を傷めたくない場所では、マステだから大丈夫と思って長期間貼りっぱなしにしない方がいいと思います。

貼る前より、剥がしたあとの方が大変にならないか。

そこまで考えてから、使う場所を決めるようになりました。

マスキングテープを貼りやすい素材(ガラス・タイル・ステンレス)と、注意が必要な素材(カラーボックス・プリント化粧板・塗装家具)を比較した図

マスキングテープの代わりに養生テープを使えるのかも実際に試しています。 ガラスやプラスチック、壁紙などに貼ってみた結果は、 養生テープはマスキングテープの代わりになる?|色々な場所に貼ってみた でまとめています。

まとめ

マスキングテープは剥がしやすいイメージがありますが、長期間貼ったままにすると、ベタつきが残ったり、端から汚れが入り込んだりすることがありました。

掃除をラクにするためだけなら、私は今はマスキングテープを長期間貼りっぱなしにはしません。

  • 油が飛ぶ場所は、剥がす前にマステ自体を拭くことになった
  • 水回りは、端の浮きや隙間の汚れが気になった
  • 床は、剥がしたときに表面を傷めたことがある
  • 日の当たる場所は、特に糊残りがひどかった

一方で、本体を汚れから守りたい、見た目を整えたい、目隠しに使いたいなど、貼ること自体に別のメリットがあるなら使うのはありだと思っています。

「何か月貼れるか」だけではなく、「何のために貼るのか」で考える。

剥がして、掃除して、また貼るところまで考えたときに、それでもマステを使った方がラクなら貼る。普通に拭いた方がラクなら貼らない。

私の場合は、そこまで考えて「貼らない場所」が増えました。

マスキングテープなら跡が残りにくいと思っていた私のように、剥がすときになって「こんなはずじゃなかった」と困ることもあります。

これからマスキングテープを貼る場所や使い方を決めるときの参考になれば嬉しいです。

コメント