マスキングテープで床のコーティングが剥がれた|貼る前に知ってほしい注意点

床やサッシに貼ったマスキングテープの注意点を、床・サッシ・マスキングテープをチョーク風イラストで表現した黒板デザインのアイキャッチ 掃除・お手入れ

「マスキングテープなら、きれいに剥がせるから床に貼っても大丈夫」と思っていませんか。

私もそう思って、床やサッシにマスキングテープを使っていました。

ところが、床では約2年貼っていたマスキングテープを剥がしたときに、フロアコーティングまで一緒に剥がれてしまいました。

さらに夏場のサッシでは、約1週間貼っただけでも糊が残ってベタベタになったことがあります。

「マスキングテープだからどこに貼っても安心」と思っていたことが、私の一番の失敗でした。

SNSなどでは、床やサッシにマスキングテープを貼って汚れを防ぐ方法も見かけますが、貼る素材や期間によっては、剥がすときに思わぬトラブルにつながることがあります。

そこで今回は、床とサッシへ実際にマスキングテープを貼って失敗した経験をもとに、貼る前に確認しておきたいことをまとめます。

床やサッシにマスキングテープを貼っても大丈夫?

床やサッシへマスキングテープを貼れば、必ずトラブルになるというわけではありません。

ただ、貼る素材や使用するテープ、貼っている期間、周囲の環境などによって、剥がしたときの状態は変わります。

少なくとも我が家では、床ではフロアコーティングが剥がれ、サッシでは糊が残るという2つの失敗がありました。

床とサッシには同じマスキングテープを使っていました。ただし、メーカーや商品名までは覚えていません。

この経験以来、私は床へ直接マスキングテープを貼ることはやめています。

床とサッシで実際に失敗した2つの例

同じマスキングテープを使いましたが、床とサッシでは起きたトラブルが違いました。

場所 使った目的 期間 実際に起きたこと
床 カーペットのズレ防止 約2年 フロアコーティングが剥がれた
サッシ 掃除中の汚れ防止 夏場に約1週間 糊が残ってベタベタした

床ではフロアコーティングまで一緒に剥がれた

床へマスキングテープを貼ったのは、カーペットのズレを防ぐためでした。

掃除機をかけるたびにカーペットがズレるのが気になり、「マスキングテープなら粘着力もそれほど強くないし、剥がすときも大丈夫だろう」と考えて使っていました。

貼っていた期間は約2年です。

ところが、いざ剥がしてみると、マスキングテープと一緒に床のフロアコーティングまで剥がれ、跡が残ってしまいました。

なぜ剥がれたのか原因までは特定できません。

ただ、実際に我が家の床ではこうなったことで、「マスキングテープなら床へ直接貼っても大丈夫」という考えはなくなりました。

マスキングテープを剥がした部分のフロアコーティングが剥がれた床

この経験以来、私は床へ直接マスキングテープを貼っていません。

夏のサッシは約1週間で糊が残った

もう一つ失敗したのが、夏場のサッシです。

窓掃除をするときに一時的にマスキングテープを貼り、掃除が終わったら剥がすつもりでした。

ところが、そのまま忘れてしまい、気づいたのは約1週間後です。

剥がしてみると、想像していたよりテープが剥がしにくく、サッシには糊が残ってベタベタしていました。

掃除をラクにするために貼ったはずなのに、今度は残った糊を落とす掃除が増えてしまいました。

2か所では日当たりの良い方がひどかった

このとき、マスキングテープを剥がし忘れていた場所は2か所ありました。

どちらも同じ時期に貼っていたのですが、比べてみると、日当たりの良いサッシの方が糊の跡が強く残っていました。

これだけで日当たりが原因だったと断定はできませんが、実際に2か所を見比べると違いはありました。

それ以来、私は夏場や直射日光が当たるサッシでは、短期間のつもりでもマスキングテープを貼ったままにしないようにしています。

掃き出し窓のサッシに沿ってマスキングテープを貼った様子

マスキングテープを貼る前に確認したいこと

床とサッシの両方で失敗してからは、「マスキングテープだから剥がしやすい」とだけ考えず、貼る場所と商品の用途を確認するようになりました。

床材や建具の素材を確認する

同じマスキングテープでも、貼る相手が変われば結果も同じとは限りません。

特に、床のフロアコーティングや塗装された建具など、表面を傷めたくない場所へ直接貼る場合は注意が必要です。

私の場合は約2年間貼っていた床でフロアコーティングが剥がれたため、現在は床へ直接マスキングテープを貼らないようにしています。

色ではなく商品の用途を確認する

ホームセンターなどを見ると、青・白・黄色など、さまざまな色のマスキングテープがあります。

青い建築用マスキングテープ、白いマスキングテープ、3Mの黄色いマスキングテープを、用途・特徴・Auroraでのおすすめ度で比較した一覧表のイラスト。長期間の貼りっぱなしはどの種類も推奨されないこともまとめている。

以前は色や見た目の違いも気にしていましたが、色だけで粘着力や剥がしやすさを判断することはできません。

商品によって想定されている用途や使用できる素材が違うため、現在は色よりもパッケージの商品説明や注意事項を確認するようにしています。

「マスキングテープならどれでも跡が残りにくい」と考えず、使いたい場所に合った商品なのかを見ることが大切です。

長期間貼る前提で考えない

床では約2年、サッシでは約1週間と期間は大きく違いましたが、どちらも剥がすときに問題が起きました。

だからといって、「何日なら安全」「定期的に貼り替えれば必ず大丈夫」と決めることもできません。

私は、長期間貼るつもりでマスキングテープを使う場合ほど、商品ごとの用途や使用上の注意を確認し、貼りっぱなしを前提にしないようにしています。

賃貸では床や建具へ直接貼る前に確認する

賃貸住宅の場合は、床や建具へ直接テープを貼る前に、契約内容や管理会社からの案内も確認しておくと安心です。

通常の使用による損耗や経年変化と、それ以外の損傷では原状回復の考え方が異なり、実際の扱いは契約内容や損傷の状態などによって変わります。

「マスキングテープの跡が残ったら必ず借主負担」と一律に決まるわけではありません。気になる場合は、貼る前に契約内容や管理会社の案内を確認してください。

長期間貼りっぱなしにするとどうなる?

床では約2年間貼った結果、フロアコーティングが剥がれましたが、別の場所ではマスキングテープそのものの粘着が残った経験もあります。

実際に紙製のマスキングテープを半年以上貼ったままにしたときの状態や、ベタベタした粘着をどう落としたかは、別の記事で詳しくまとめています。

「少しの間だけだから大丈夫」と思って貼ったサッシでも約1週間で糊残りが起きたので、私は期間だけで判断しないようにしています。

まとめ

マスキングテープは剥がしやすいイメージがありますが、貼る場所や期間によっては、剥がすときに思わぬトラブルが起きることがあります。

我が家では、床へ約2年貼った結果フロアコーティングが剥がれ、夏のサッシでは約1週間で糊がベタベタに残りました。

どちらも同じマスキングテープを使っていましたが、商品名やメーカーまでは覚えていません。

この経験から、私は「マスキングテープだから安心」と考えず、貼る素材や商品の用途、使用上の注意を確認するようになりました。

特に床のように傷めたくない場所へ使うなら、いきなり長期間貼らず、本当に直接貼る必要があるのかも含めて考えてみてくださいね。

コメント