お風呂の椅子のカチカチ汚れ、床の黒ずみ、蛇口のウロコ……。いくら擦っても落ちなくて、溜め息をつくことはありませんか?
強力な薬品で一気にキレイにするのも爽快ですが、ペットを飼っている我が家では、もっと「安全で、しかも自分の手を動かさない」方法に行き着きました。
実は、汚れの性質に合わせて「順番」を変えるだけで、家にある身近なものでお風呂場は見違えるほど綺麗になります。蛇口から浴槽の蓋、さらには排水管の奥まで、お風呂丸ごと一番効率よく掃除する手順を詳しくご紹介します。
排水口のゴミ捨てと「ストロー」の裏技

まず、一番嫌な「排水口のヌルヌル」から手をつけましょう!
直接触る時間を最小限にするため、使い捨ての手袋などでヘアキャッチャーのゴミをサッと捨てます。ここで登場するのが、身近な「ストロー」を使った精密な汚れ取りです。
ストローの両側に互い違いに切り込みを入れ、排水口の奥に差し込んで上下させるだけで、ブラシが届かない配管奥に絡まった髪の毛や汚れが、切り込みに引っかかって驚くほど取れます。これだけで、水の流れが見違えるようになります。
ゴミを取り終えたら、次の準備としてビニール袋に水を入れた「水嚢(すいのう)」を排水口に置いて排水口を塞ぐのですが、この水嚢は袋の空気をしっかり抜いてから口を縛るのがコツです。空気が入っていると袋が浮いてしまい、お湯が漏れて溜め洗いに失敗してしまうので、ピタッと密着させることを意識してくださいね。
熱とアルカリで「皮脂とヌルヌル」をふやかす(放置するだけ!)
お風呂全体の汚れの第一層は「皮脂(酸性)」です。蛇口の手垢や、浴槽の蓋のベタつきもこれ。まずはこのバリアを剥がさなければ、どんな洗剤も芯まで届きません。
床にセスキ炭酸ソーダ(なければ重曹)の粉を撒き、そこに50度から60度の熱いお湯を数センチ溜めます。この時、浴槽の蓋、お風呂の椅子、洗面器もすべて床のお湯の中にドボンと浸けて20分程度放置しましょう。※沸騰したお湯などを使用してしまうと、配管その他が傷んでしまいますので必ず「60度以下」という安全な温度を守ってくださいね。
熱いアルカリ水が脂汚れを溶かし、排水口周りの菌を分解してくれます。このまま20分放置。この「待ち時間」に、成分が勝手に汚れを浮かせてくれるので、その間に休憩しましょう♪
「一気の排水」で排水管の詰まりまで予防する
20分経ったら、排水口の水嚢をどけます。ここで溜まった大量のお湯が一気に流れることには、実は大きなメリットがあります。
50度から60度の大量のお湯が勢いよく流れることで、配管の壁面に残った脂分を熱で溶かし、水圧で一気に押し流してくれます。これは「フラッシング」という手法で、嫌な臭いや詰まりを予防する、配管に極めて優しいメンテナンスになります。
酸の力で「カチカチ汚れ」をトドメの分解


お湯が引くと、表面の脂が取れ、隠れていたカチカチの「石鹸カス」や蛇口の「水垢」が剥き出しになります。
ここで、気になる部分にクエン酸水を吹きかけ、キッチンペーパーでパック(密着)させます。バリアが剥がれた後のカチカチ汚れには、酸がダイレクトに効きます。20分ほど置けば、あんなに固かった汚れが指で触るだけでポロポロと崩れるようになります。
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忘れがちな「浴槽の蓋」もシャワーだけで完了
ジャバラ式の蓋などは溝が多くて掃除が面倒ですが、最初の工程でアルカリに浸けておけば、あとはシャワーで流すだけで大半の汚れは落ちています。もし細かい部分に汚れが残っていても、軽く擦るだけでキレイになりますよ♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?
強力な洗剤を買い揃えなくても、「ストローで奥のゴミを抜く」「アルカリと熱で表面を溶かす」「一気に流して配管を掃除する」「酸で残った芯を分解する」という正しい順番を踏むだけで、お風呂場は見違えるほど綺麗になります。
最後は水で流せば、成分同士が打ち消し合って(中和されて)安全な状態に戻ります。ペットがいつどこを舐めるかわからない我が家にとって、この方法は最も安心で、早く終わると感じました。諦めていたお風呂の汚れ、ぜひこの「順番」で試してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


